電子工作を始めるならCircuitPythonで!
CircuitPythonとはPythonのから派生したマイクロコントローラ専用のプログラミング言語です。米国Adafruit社が開発をすすめ、現在のバージョンは8.2まで進化し安定感も抜群です。Maker Pi RP2040でCircuitPythonを動かしながらPythonの基本を学んでいきます。更にRaspberry Pi PicoやPico Wも使ってCircuitPythonを遊びつくしていきましょう。
CircuitPythonとArduinoの違い
CircuitPythonはライブラリ管理が一元化されてている
今日本国内において、電子工作関連の書籍、サイトはArduinoが圧倒しています。しかしあまりにも乱立していて混乱が生じています。ある部品を使用したいと思ったときには調べると、Aのサイトではこのライブラリ、Bのサイトでは別のライブラリが勧められたりすることはザラです。その点CircuitPythonならライブラリが一元管理されているので安心です。
このページへいって、自分の扱うCircuitPythonのバージョンに合ったものをダウンロードしておけば安心して使えます。現在はCircuitPython8.xが安定版としてリリースされています。
CircuitPythonは書き込みが正確で早い
またArduinoで新しいプログラムを書き込むときにエラーが度々出ます。一旦コンパイルしてからなので書き込みには時間がかかります。ESP32なんかに書き込むと本当に遅くエラーが頻発します。その点CircuitPythonはインタープリターが内蔵されているのでプログラムはテキストファイルのまま書き込めるので、書き込みスピード自体の早く、エラーもほとんどありません。
CircuitPythonはテキストエディタがあれば開発できる
Arduinoは専用のIDEがなければ開発できませんが、CircuitPythonはテキストエディタがあればプログラミングができてしまうのもおおきなメリットです。USBケーブルでつないでcode.pyを編集すればプログラムの改変も容易にできてしまいます。
CircuitPythonの使い方
以下にCircuitPythonのプログラムの基本を解説していきます。あとは各ページを見ながらイケてる電子工作を作ってみてください。