zenライト
いよいよモノづくりをしたいと思います。このプロトタイプはとある禅の修行僧から、「イマイチ集中できなのでなんとかならないか?」との要望から生み出されました。修行には一定スピードでの呼吸が大事とのことなので、LEDの明滅速度でその目安を示してくれます。効果は絶大でした。彼は今ここではかけないような特殊な能力を身につけ、いろんな人に救いの手をさしのべているとのことです。
今回は小型化、コストカットのためにAmazonで売っているMini USB Nano V3.0というボードを使用しています。ハンダごてを使う必要がありますが、一枚あたり340円で入手できるのはいいですね。
必要なもの
パーツ | 数量 |
---|---|
Mini USB Nano V3.0 | 1 |
mini USBケーブル | 1 |
ブレッドボードミニ | 1 |
LED | 1 |
抵抗220Ω | 1 |
ジャンパーワイヤ・ケーブル | 4 |
ビー玉 | 10 |
グルーガンとグルー | 1 |
ビー玉にクラックを入れる
ビー玉をフライパンなどで熱する。およそ10分から15分位。
ビー玉を氷水に入れる。このとき亀裂が入ります。少ないなと思ったら熱する時間で調整します。何個かは割れてしまうので少し多めに用意するのがポイントです。
グルーガンでビー玉をくっつける
グルーガンをあたためて、ビー玉をくっつけていきます。なるべく外側から見えないところを接着していきます。
さてこれで土台が完成しました。あとはいよいよ配線とプログラミングです。
配線
やや複雑な配線に見えるかもしれませんが、3pinから抵抗そしてLEDからGNDに接続されています。長いジャンパケーブルを使うとビー玉が浮いてしまうため、短いジャンパワイヤを使っています。LEDは足の長い方(カソード)が右側です。注意してください。
プログラム
さっそく実行してみましょう。もし書き込みがうまくいかない場合は、CH340USBシリアル変換ドライバのインストールが必要かもしれません。「所有のパソコンの機種名 CH340ドライバ」で検索してみましょう。
中のパラメータ等をアレンジして自分好みの光り方をさせてください。
const int LED=3; void setup() { // setup内は一回だけ実行します pinMode(LED,OUTPUT); } void loop() { // loop内は繰り返し実行します for (int i=0;i<=255;i=i+1){ //明るくなっていく analogWrite(LED,i); delay(20); } for (int i=255;i>=0;i=i-1){ //暗くする analogWrite(LED,i); delay(35); } delay(1000); }